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エアバス、ドバイ航空ショーで合計160機、4兆4700億円の受注獲得
エアバスは、11月17日よりドバイで開催された「第13回ドバイ航空ショー」で合計160機、金額にすると440億米ドル(約4兆4700億)の受注を獲得したと発表しました。
確定受注数は142機で、内訳はA380が50機、A350-900が40機、A350-1000が10機、A321neoが26機、A320neoが10機、A330-200Fが6機で、404億米ドル。覚書による受注が18機で36億米ドルでした。今回のドバイ航空ショーでは特にA380と現在開発中のA350 XWBといったワイドボディ機に対する高い需要が顕著で、同機の顧客ニーズに適う航空機としての評判を裏付けています。
受注金額ではエミレーツ航空(UAE)による発注が最大。エミレーツ航空は同社の主力機材であるA380を追加で50機発注し、A380の効率性の高さと乗客からの高い人気を評価。一方でエミレーツ航空は、ドバイ航空ショーでボーイング777Xのローンチカスタマーとして150機を発注。内訳は777-8Xが35機、777-9Xが115機と購入権利のある50機。エアバスとボーイング機材、計200機の発注で同社は総額9.9兆円を機材導入に投じます。
また、受注機数ではエティハド航空(ETD)が最大数の発注を行い、エアバスは同社より40機のA350-900、10機のA350-1000、26機のA321、10機のA320neo、1機のA330-200F、合計で87機を受注しました。
柔軟性の高い貨物専用機であるA330-200Fはカタール航空より5機(オプションで8機)、エティハド航空より1機、オプション分含めて合計14機の受注。また、アルジェリア航空(DHA)よりA330-200を3機、金額にすると6億4,800万米ドルを受注しました。また、トリポリを拠点とするリビアン・ウイングス(LWA)は今回の航空ショーで運航開始の発表を行い、機材増強のためA350-900を3機、320neoを4機発注する覚書を交わしています。
エアバスは「今後もA320neoやシャークレット装備のA320、そしてA380、A350 XWBといった革新的な航空機によって持続可能な航空輸送の実現に向けた取り組みを促進していく」と述べています。