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ピーチ、機材繰り・故障の欠航率ゼロ 最下位はエアアジア・ジャパン 国交省まとめ
国土交通省が発表した国内航空10社の欠航率によると、最も欠航率が低かったのはピーチアビエーション(APJ)ということがわかりました。
これは日本航空(JAL)、全日空(ANA)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、スカイマーク(SKY)、エア・ドゥ(ADO)、ソラシドエア(SNJ)、スターフライヤー(SFJ)、ピーチアビエーション(APJ)、ジェットスター・ジャパン(JJP)、エアアジア・ジャパン(WAJ)の10社を対象とした2013年7月から9月までの期間中における調査結果。
10社平均の遅延率(出発予定時刻より15分を超えて出発した便)は、前年同期比1.38%増の8.7%。遅延率が最も高かったのは29.41%のエアアジア・ジャパン(現バニラ・エア)で、次いでピーチアビエーション、スカイマークの順。エアアジア・ジャパンの遅延率が高い主な要因は、機材繰りが18.11%と最も多く占めています。一方、遅延率が最も低かった定時運航1位は日本航空(JAL)となっています。
欠航率について、期間中における10社平均は前年同期比1.0%減の0.82%にまで改善しています。10社の中で最も欠航率が低かったのは、0.16%のピーチアビエーション(APJ)。欠航した原因のすべては不可抗力の天候によるもので、対象航空会社の中で唯一、機材繰りと機材故障による欠航はゼロという高い運航品質です。次いで欠航率が低かったのはソラシドエア、スターフライヤーの順位。
最も欠航率が高かったのは1.63%のエアアジア・ジャパンでした。次いで日本トランスオーシャン航空、ジェットスター・ジャパンの順位。エアアジア・ジャパンは11月よりバニラ・エアにブラント名を変更し、12月20日より成田を拠点に再スタート。これまでの経験を活かし、欠航率1%以下の運航品質を目指します。
期間中の旅客数上位5路線はすべて羽田発着路線で、1位が羽田-札幌線(256万7351人)。次いで福岡線(197万2383人)、那覇線(148万2081人)、伊丹線(131万7718人)、鹿児島線(62万2906人)の順位。
利用率上位5路線は、札幌発着3路線がラインイン。1位が小松-札幌線(93.7%)、次いで関西-仙台線(90.9%)、羽田-宮古線(86.6%)、札幌-神戸線(86.2%)、岡山-札幌(86.2%)となっています。
※対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。(夏期は沖縄路線等で台風の影響を受けやすく、冬季は北国等で積雪の影響を受けやすいなど。)