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兼松、ボンバルディア「Cシリーズ」の国内取扱い代理権を取得
兼松は世界第3位の民間航空機メーカーであるボンバルディア社より、同社の次世代旅客機Cシリーズの国内取扱い代理権を獲得したと発表しました。
既にヘリコプターやビジネスジェット機の販売を手掛けている兼松はこれにより、今後新たに旅客機の取扱いも行います。
ボンバルディア社製のCシリーズは単通路機。座席仕様は110~125席のCS100と、同130~160席のCS300の2タイプです。プラット&ホイットニー社製の最新GTF(ギアードターボファン)エンジン「ピュアパワー PW1500G」や、複合素材主翼、フライ・バイ・ワイアシステムなど先端技術をバランス良く採用しており、これまでの旅客機に比べ燃費20%、運用コスト15%の向上を図っています。
環境面においては、二酸化炭素排出量20%、NOx排出量50%の削減のほか、騒音レベルでは従来機に比べ静粛性にも配慮しています。
ボンバルディア社製Cシリーズの開発は2008年より開始され、2013年9月16日にはGTFエンジンを搭載した世界初のジェット旅客機として初飛行に成功しています。兼松は今後、ボンバルディア社製Cシリーズ旅客機を日本の航空業界へ積極的に紹介していくとしています。