ANAグループ、「ANAにキュン! BLACK FRIDAY!」を開催
ANAの747、伊丹でジャンボ遊覧フライト 開港以来初のウォーターアーチで歓迎
全日空(ANA)は1月12日、ボーイング747-400Dの退役記念企画の一つ「747伊丹イベント」にて、200組400名を無料招待した「おかえり!ジャンボ遊覧フライト」を伊丹空港で実施しました。
「おかえり!ジャンボ遊覧フライト」は、ANAがこれまでの感謝の気持ちを込めて伊丹空港周辺5市の池田市・伊丹市・川西市・宝塚市・豊中市に住む人を抽選で無料招待。伊丹空港13番ゲート付近にて開かれた遊覧フライトの記念セレモニーでは、ANA常務取締役執行役員の内薗 幸一(うちぞの こういち)オペレーションサポートセンター長が「ジャンボ遊覧フライトを募集した際には、短期間で5,000名以上の方から申し込みをいただいた。」と語り、イベント開催前からかなり注目されていたことがうかがえます。
また、「遊覧飛行を担当するパイロットと客室乗務員はすべて関西出身のクルーを揃えた。」とも述べ、挨拶終わりに富士山と東京スカイツリー周遊もフライト計画に入っていることが知らされると、東京スカイツリーまで遊覧することをその場で初めて聞いた乗客は笑顔で驚き、セレモニーでは大きな拍手が上がりました。
NH2051便の遊覧フライトは午後2時3分に伊丹空港を出発し、富士山や東京スカイツリー、レインボーブリッジなどを周遊。搭乗者にはジャンボ遊覧フライトの搭乗証明書や、747のステッカー、カーボン繊維のオリジナルカードが進呈されました。
乗員14名と乗客471名(幼児8名と関係者含む)を乗せたジャンボは午後3時45分過ぎに同空港へ到着。伊丹空港10番スポットに到着したジャンボは消防車によるウォーターアーチの歓迎を受けていました。ウォーターアーチを伊丹で初めて見た空港関係者は「伊丹でウォーターサリュートが見れるとは思ってもいなかった。かなり迫力があって新鮮です。これで、伊丹に新しい歴史が刻まれた。」と語りました。
伊丹空港に勤めるANAグループ社員によると、伊丹空港でのウォーターアーチ実施は同空港が75年前に開港して以来、初めてのことだといいます。
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