JAL、1月の輸送実績　10ヶ月連続で国内旅客増　中国線は2割超え

　日本航空（JAL）をはじめとするJALグループは2014年1月の輸送実績を発表しました。

2014年1月の輸送実績を発表したJALグループ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

方面別では、太平洋線が前年比6.7％増の15万660人、搭乗率は前年比2.5％増の79.1％、ヨーロッパ線が同6.6％増の5万3492人、搭乗率は同0.9％増の71.9％、東南アジア線が同1.3％増の24万3733人、搭乗率は同0.8％減の71.6％、オセアニア線が同0.3％減の1万3458人、搭乗率は同1.4％減の82.2％、グアム線が同3.2％増の1万4374人、搭乗率は同1.2％増の83.9％、韓国線が同12.5％減の6万7883人、搭乗率は同2.0％減の72.5％、中国線が同26.4％増の9万7394人、搭乗率は同11.3％増の63.6％でした。

　中国方面の輸送実績は6カ月連続で好調に推移しているほか、オセアニア線とグアム線の利用率は8割を超えています。一方、韓国線は2013年2月以降、旅客数が前年比で減少傾向にあります。

　国内線旅客数はJALグループ全体（JAL・JTA・JEX・J-AIR・JAC・RAC）で前年比8.2％増の239万997人、座席有償利用率（ロードファクター・L/F）は前年比2.4％増の60.1％。前年同月と比べると2013年度の旅客数は4月以降10カ月連続で上昇しています。

　国内線で最も利用率が多かった路線（離島路線除く）は、利用率83.2％（前年同月比3.4％増）の伊丹－札幌線、次いで同79.7％の羽田－旭川線（同12.0％増）、2013年3月末日より運航を再開した同73.7％の伊丹－函館線となっています。