マレーシア航空機、消息途絶える 777-200「9M-MRO」

マレーシア航空

クアラルンプール発北京行きMH370便の消息が途絶えたと発表したマレーシア航空 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 3月8日、マレーシア航空(MAS)はクアラルンプール発北京行きのMH370便が消息を絶ったと発表しました。

 マレーシア航空によると、トラブルが起きたMH370便は中国南方航空(CSN)とのコードシェア便で、乗員12人と乗客225人(幼児2人)のあわせて239人が搭乗。

 14カ国におよぶ乗客が搭乗したと公表し、乗客の内訳は中国人152名(乳児1名)、マレーシア人38名、インドネシア人 12名、オーストラリア7名、フランス人3名、アメリカ人3名(幼児1名)、ニュージーランド人2名、ウクライナ人2名、カナダ人2名、ロシア人1名、イタリア人1名、台湾人1名、オランダ人1名、オーストリア人1名。日本人乗客は搭乗していません。

 消息を絶った機体はマレーシア航空のボーイング777-200型機の機体番号/レジ「9M-MRO」。ベトナムのホーチミンにある航空管制との3月8日午前2時40分の交信を最後に消息が途絶え、マレーシア航空ではMH370便の捜索活動中としています。

 MH370便は3月8日の12時41分にクアラルンプールを出発し、その後同日6時30分に北京へ到着予定でした。