アイベックスエアラインズ、CRJ-100全機退役へ コスト削減で700NG統一目指す

アイベックスエアラインズ,CRJ-700

アイベックスエアラインズのCRJ-700NextGen Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 アイベックスエアラインズ(IBX)は50席仕様のCRJ-100とCRJ-200を2014年度より順次退役させると発表しました。今後は70席仕様のCRJ-700NG(NextGen)への機種統一を図ります。

 アイベックスエアラインズが策定した2014~2016年度の中期事業計画によると、今後の機材計画は運航品質の向上とコスト削減のためCRJ-700NGに機種を統一し、2015、2016年度に同機をそれぞれ1機、計2機を導入。

 CRJ-100は2014、2015年度にそれぞれ1機が退役。これにより、アイベックスエアラインズのCRJ-100(機体番号:JA01RJ/JA02RJ)はすべて退役することとなります。また、2機のCRJ-200は2016年度を目途に退役を検討するとしています。

 路線計画では競争環境や需給バランス、収益性を鑑みた効率的なネットワークを構築し、仙台と伊丹発着路線を中心とした新路線開設や既存路線を再編する考えです。

 アイベックスエアラインズは2016年度の事業収入を139億円(2013年度対比 112%)、営業利益約5億円の達成を目指し、ユニットコストは12円台を目標に掲げています。