国際線利用者2割アップ ANA、14年5月輸送実績

 ANAグループは2014年5月の輸送実績を発表しました。

ANA,羽田国際線増便

14年3月30日、羽田国際線増便記念セレモニーの様子 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 国際線旅客数は前年比20.9%増の57万9616人、座席利用率(ロードファクター・L/F)は同0.5%減の71.0%。方面別旅客輸送実績では、ホノルル線を含む北米方面が旅客数前年比31.2%増の14万935人、ロードファクターは前年比3.5%減の76.8%、ヨーロッパ方面が同12.9%増の5万9141人、同4.8%減の67.0%、アジア方面が同18.7%増の37万9540人、同3.4%増の67.4%でした。
 3月30日より羽田発着の国際線を17路線23便へ大幅拡大したことで、期間中の旅客数は前年同月よりも10万81人多い57万9616人が利用した一方、アジア方面以外の利用率は前年比で下回っています。
 国内線旅客数は前年比1.8%増の320万4883人が利用し、ロードファクターは同2.2%増の60.6%。期間中、国内全路線で搭乗率が最も高かったのは83.6%の高松-那覇線。次いで82.0%の伊丹-那覇線、81.4%の伊丹-札幌線となっています。