ボーイングはエミレーツ航空(UAE)から777-8Xと777-9Xを合計150機受注したと発表しました。
エミレーツ航空向けのボーイング777X型機イメージ 資料提供:Boeing
受注数は777-8Xが115機、777-8Xが35機種。リスト価格は日本円にして5兆6845億円相当。150機確定分のほか、今回は50機分の追加購入権利も発表しています。
777Xシリーズに搭載されるエンジンはGEアビエーションが手掛けるGE9Xエンジン。従来比で最も先進的な商用エンジンとして最新の技術を導入するとしています。また、競合他社の同型機と比べて777-9Xは12%の燃費軽減を見込んでいます。
7月時点で航空会社など6社から300機の受注とコミットメントを獲得しているボーイング777Xは2017年の製造開始後、2020年の初号機デリバリーを目指します。
なお、エミレーツ航空は2007年にエアバスへ発注した70機のA350 XWBについて、先月中旬にキャンセルしています。