羽田空港に到着したANAのボーイング787-9初号機=14年7月29日 Photographer:Shigeru Nagata/Flight Liner
全日空(ANA)に引き渡されたボーイング787-9初号機(機体番号:JA830A)が7月29日の22時39分頃、羽田空港に着陸しました。ニュージーランド航空(ANZ)に次ぐ世界2社目として787-9を受領し、ANAの787シリーズとしては同初号機が29機目となります。
機内はプレミアムクラス18席(2-2-2配列)、普通席377席(3-3-3配列/一部2-3-2)を備える国内線仕様の395席。これは、ANAの787-8の国内線仕様機比で60席多い座席仕様です。
全長は787-8よりも6.1メートル長い62.8メートル、エンジンはロールスロイス社製のトレント1000型エンジンを装備。2014年度は国内線仕様の787-9を初号機含め2機、国際線仕様の787-9を1機導入する計画です。
ANAは787-9を8月から国内線に投入し、8月4日には小学生約80名を招待して世界初の旅客フライトも行います。
羽田空港に到着したANAのボーイング787-9初号機(機体番号:JA830A)=14年7月29日 Photographer:Shigeru Nagata/Flight Liner