ANAとルフトハンザ・カーゴ、日欧間で航空貨物共同事業

ANAとルフトハンザ・カーゴ、日欧間で航空貨物共同事業展開へ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月

　全日空（ANA）とルフトハンザ・カーゴ（GEC）はこのほど、日欧間での戦略的な航空貨物共同事業（ジョイントベンチャー）について、国土交通省よりATI（独占禁止法適用除外）認可を受けたと発表しました。航空貨物における共同事業でATI認可を受けた世界初のケースです。申請は2015年春に両社を代表してANAが国土交通省に対して行います。

　共同事業第1弾は、2014年冬季スケジュール中から日本発欧州向けで、続いて2015年中に欧州発日本向けで共同事業を開始することを目指し、今後数週間のうちに両社によって共同事業の契約書に調印をする予定です。

　ANAグループとルフトハンザグループは、スターアライアンスパートナーとして既に旅客事業で共同事業を実施しており、今後は日欧線における貨物事業においても利便性の向上と競争力の強化に努めます。