電車の居眠りで捕まる？　知らないでは済まない世界の罰金刑

シンガポールでは、水洗トイレの水を流さないと罰金に 資料提供：トリップアドバイザー

　旅の口コミサイトとして有名なトリップアドバイザーはこのほど、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィック化した「トリップグラフィックス」の最新版を公開し、第98回は「知らなかったでは済まされない！！世界の罰金刑」と題して、海外旅行で気を付けたい世界主要都市の罰金刑の数々を公開しました。

　サイパンでサンゴや貝殻を採取すると、実に2,000USドル以上。日本円にして約22万円の罰金刑。サイパンは普通の島やビーチでサンゴや貝の持ち帰りが禁止されるほど自然を大切にする文化があります。訪れる外国人観光客も多いだけに、美しい海やサンゴが保たれる背景には厳しい罰金刑の存在があるということがわかります。

　その他にも、シンガポールでは水洗トイレの水を流さないと罰金、アメリカ・ルイジアナ州ではズボンの腰ばきが罰金、ニュージャージー州では歩行中に携帯電話でメールを打つことが罰金対象など、日本では考えられない罰金ばかり。

　非日常が味わえる楽しい海外旅行。映画さながらにイタリアのスペイン広場でジェラートを食べたら捕まったなんてことがないよう、ぜひ気を付けたいものです。

トリップアドバイザー調査による世界の罰金刑（同社資料提供）