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史上最高記録多数 歴史で振り返るエミレーツ航空の777-300ER導入歴
エミレーツ航空(UAE)はこのほど、同社100機目となるボーイング777-300ER型機(機体番号:A6-ENV)を受領しました。
エミレーツ航空が777-300ERを初めて受領したのは2005年3月で、今後はあと52機を受領予定。同社の基幹機材として77都市に就航しています。世界中で現在運航中の同型機の5機に1機はエミレーツ航空の機材です。
エミレーツ航空は777型機を204機発注済みで、エンジンを供給するゼネラル・エレクトリック社をはじめとするサプライヤー各社において、米国内で40万以上の雇用を創出しています。エミレーツ航空が保有する777-300ERのエンジンは全機がGE90エンジン搭載。
アメリカ・ワシントン州のエバレット工場で製造されている777-300ERは47日の製造日数を要し、1機は300万点におよぶパーツで構成されています。777-300ERの航続距離は1万4490キロで、エミレーツ航空が11月現在で同機を運航する最長路線はドバイ-ヒューストン間の1万3120キロ。
777-300ERの保有数はエミレーツ航空が世界最多で、同社はこれまでにボーイング社に対する航空会社の1回の発注額としては史上最高を記録するなど、さまざまな記録をつくりあげています。
■エミレーツ航空のボーイング777-300ER型機導入歴
2003年6月16日 ボーイング777-300ER型26機をオペレーティングリースにて発注(56億米ドル)
2004年7月20日 ボーイング777-300ER型を9機のオプション付で4機発注(29億6,000万米ドル)
2005年3月26日 ボーイング777-300ER型 初号機を受領
2005年11月20日 ボーイング777-300ER型24機発注。同社のボーイング777型シリーズ発注は全42機(97億米ドル)に達し、当時過去最大の同シリーズ発注記録を樹立
2007年11月11日 ドバイエアショーでボーイング777-300ER型12機発注(32億米ドル)
2009年 78機目のボーイング777型シリーズを受領し、世界最大の同シリーズ運航会社に
2010年7月19日 ファンボローエアショーでボーイング777-300ER型30機を発注(91億米ドル)
2011年11月13日 ボーイング777-300ERを20機のオプション付で50機確定発注。発注総額は180億米ドルで、ボーイング社に対する航空会社の1回の発注額としては史上最高を記録
2012年3月3日 1,000機目となるボーイング777型シリーズを受領
2013年11月17日 ボーイング777X型シリーズを150機発注。1回の発注としては米国の民間航空史上において最高額を記録
2014年7月29日 ボーイング社が同社500機目となる777-300ER型機をエミレーツ航空に納入。エミレーツ航空は777型シリーズのすべての派生型を運航する世界で唯一の航空会社に
2014年10月29日 100機目となるボーイング777-300ER型機受領