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エアバスA380初号機や最新国産機ARJ展示 中国珠海航空ショー開幕
中国珠海航空ショー(中国国際航空宇宙博覧会)が11月11日、中国・広東省の珠海三灶空港で開幕し、中国商用飛機 (COMAC)の最新国産小型ジェット機「ARJ21-700」等が展示されました。
今回で10回目を迎える中国珠海航空ショーは1996年から2年に一度、隔年開催(偶数年)されている航空機の博覧会で、今年の開催時期は北京で開かれたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議と重なりました。今回のイベントでは、中国商用飛機が現在開発を進める最新国産ジェット機「ARJ21-700(機体番号:B-010L)」がお披露目されました。ARJ21-700は地域路線向けの旅客機で標準座席数は80席前後。これは、三菱航空機が手がけるMRJ(三菱リージョナルジェット)と同等の客室数です。ARJ21は国産を謳っているものの、使用部品は海外製も多く取り入れています。
ARJ21-700の初号機は成都航空(UEA)に引き渡される見込みです。
このほかエアバスもイベントに参加し、同社はA380初号機、機体番号「F-WWOW(製造番号:MSN001)」を展示。同機の前方部分には「Airbus Congratulations the 10th Airshow China!(航空ショー10周年、おめでとう!)」のメッセージを描き、10回目を迎える節目を祝いました。
中国珠海航空ショーは11月16日まで開催されます。