熊本発着便が多数欠航 阿蘇山噴煙で

熊本空港,阿蘇山噴煙

阿蘇山・中岳噴煙の影響で、多数の欠航が発生している熊本空港 © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年5月

 航空各社は11月27日、熊本県の阿蘇山・中岳における噴煙の影響で、熊本空港を発着する一部便の欠航を決めています。

 熊本空港に乗り入れている国内航空会社は日本航空(JAL)、全日空(ANA)、ソラシドエア(SNJ)、天草エアライン(AHX)、フジドリームエアラインズ(FDA)、ジェットスター・ジャパン(JJP)の6社。

 JAL、ANA、ジェットスター・ジャパンは27日の熊本空港始発便から最終便までのすべての便で欠航等の可能性があるとしています。

 ソラシドエアの同空港発着便は遅延・欠航・他空港への着陸などの可能性があります。

 FDAは熊本-名古屋小牧線の計3便の欠航を決めたほか、名古屋小牧発熊本行きJH321便は目的地を福岡空港に変更。同路線最終便のJH327便とJH328便は16時55分頃の天候調査結果により運航可否を決定する見通しです。

 天草エアラインは熊本空港を発着する天草と伊丹線の全便の欠航を決めています。なお、天草-福岡線は平常通りの運航です。

 航空各社は最新の情報をホームページ等を確認するよう注意を呼びかけいています。