JAL、年末年始実績 国内線利用率68.9% 国際線84.7%

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JAL、年末年始の輸送実績を発表 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月

 日本航空(JAL)をはじめとするJALグループはこのほど、2014年度年末年始期間(2014年12月19日~2015年1月4日)の利用実績を発表しました。

 期間中におけるグループ全体(JAL、J-AIR、JTA、RAC、JAC)の国内線総搭乗者数は提供座席数227万7703席(前年比0.4%減)に対して156万9379人(同2.3%減)が利用。利用率は去年よりも1.3ポイント低下し68.9%。

 国際線総搭乗者数は提供座席数51万6603席(前年比0.7%増)に対して43万7334人(同3.3%増)が利用。利用率は去年よりも2.1ポイント上回る84.7%でした。

 国内線の下り線ピークは12月26日から29日にかけて、上り線は1月2日から4日までの3日間。今年度の年末年始は前回と異なり、天皇誕生日の前後が3連休とならない日並びだったものの、ほぼ前年並みの旅客数を記録しました。方面別では、関西方面の利用率が8割を超えています。

 国際線の日本発ピークは12月26日から28日にかけて、日本着ピークは1月2日から4日の3日間。方面別ではオセアニアと短距離アジア路線が好調で昨年実績を上回っています。

 東南アジア路線は新座席を装着した「SKY SUITE(スカイスイート)」を積極的に導入しており、全体の利用率を押し上げたほか、グアム線も好調で90%近い利用率でした。