ソラシドエア、新たな機種選定へ 国際線チャーターは後倒し

ソラシドエア

ソラシドエア、国際線チャーター便運航を秋に延期 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年7月

 ソラシドエア(SNJ)は2015-2016年度経営計画を策定し、4月以降に予定していた初の国際線チャーター便運航は秋に延期すると発表しました。

 3月に12機目(機体番号:JA812X)のボーイング737-800型機を受領したソラシドエアは、同機導入後に早いタイミングで国際線チャータ便を就航させる計画でしたが、同社によると、集客準備やチャーター便に関する手続き等の影響で就航時期を後倒ししたという。

 チャーター便の就航地は現在も調整中とし、日本からの発着はソラシドエアが就航する九州の空港から実施する方向で調整を進めています。

 今後の機材計画では、現在使用する737-800以外の機種調達を視野に入れています。

 ソラシドエアの担当者は「具体案はまだ何も決まっていない。737-800が12機揃い、今後2年間運航する中で他のサイズの機種も検討していく」と話し、将来を見据えて機材数の調整と最適な機種選定を進めるとしています。

 路線計画は2020年開催の東京五輪と、那覇空港の第2滑走路増設で発着数が増加することを見据えて沖縄路線を強化。既存路線は、収益最大化に向けて他の航空会社の状況を踏まえながら便数を再検討する考えです。