欠航便決定も 航空各社、台風11号接近で注意呼びかけ

羽田空港

航空各社、台風11号接近で注意呼びかけ(写真は羽田空港) © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年6月

 国内の航空各社は非常に強い台風11号の接近に伴い、西日本等を発着する運航便に欠航や条件付き運航などの影響の可能性があると、各社ホームページで注意を呼び掛けています。

 7月16日から17日にかけて、全日空(ANA)は福岡・北九州・佐賀・大分・熊本・長崎・対馬・壱岐・五島福江・宮崎・鹿児島徳島・高松・高知・松山・八丈島空港発着便が、日本航空(JAL)は中部・名古屋小牧・伊丹・関西・南紀白浜・但馬・隠岐・岡山・出雲・広島・山口宇部・徳島・高松・高知・松山・福岡・北九州・大分・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・種子島・屋久島空港発着便が遅延・欠航・条件付き運航になる可能性があるとしています。

 スカイマーク(SKY)は、福岡・長崎・鹿児島・神戸・米子発着の全便が遅延、欠航、条件付運航などの対象としています。

 このほか、ジェットスター・ジャパン(JJP)は7月16日運航の成田発着で高松線と松山線、計6便の欠航を決定。スターフライヤー(SFJ)、ソラシドエア(SNJ)、フジドリームエアラインズ(FDA)、ピーチアビエーション(APJ)、バニラ・エア(VNL)も台風11号の影響で一部運航便に影響が出る可能性があるとしています。

 台風11号は18時現在で中心気圧945ヘクトパスカル、最大瞬間風速60m/sと大型で非常に強く、17日早朝には、四国付近に上陸する見込みです。