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MRJ、疲労強度試験機の最終組立開始
MRJの機体構造強度を検証する強度試験機には静強度試験機と疲労強度試験機の2機。昨年から実施している静強度試験においては機体運用中に予想される最大の力を静的に負荷し、強度の確認、保証を行っています。
疲労強度試験は、機体運用中に予想される繰り返しかかる力を負荷し耐久性の確認、保証が行われます。
三菱航空機によると、MRJの疲労強度試験は8万回の飛行回数を想定して実施すると説明しています。一日8回の飛行を想定した場合、1万日、実に27年以上の運用年数に相当することとなます。
なお、三菱航空機では今年1月から着工が始まったMRJ量産工場(小牧南新工場)の建設が急ピッチで進んでおり、顧客向けの機体は全てこの新工場で生産され、納入されます。