ベトジェットエア、エアバスA321を30機追加発注

ベトジェットエア,エアバスA321neo

ベトジェットエア向けエアバスA321neoイメージ 資料提供:Airbus

 エアバスはこのほど、ベトナムのLCC(格安航空会社)ベトジェットエア(VJC)からA321を30機追加受注したと発表しました。内訳は現行機のA321ceoが9機と燃費性能が向上するA321neoが21機。今回の発注契約はドバイ航空ショーで締結されました。

 ベトジェットエアは2011年末から商業運航を開始し、11月現在は3機のA321を含む29機のA320ファミリーをベトナムとアジアの各都市を結ぶ路線で運航させています。今回の発注分を含めると、同社のエアバス機に対する合計発注数は99機になります。

 A320ファミリーはこれまでに12,200機以上の受注を獲得し、300社以上の顧客に6,700機以上が引き渡されています。

 新型エンジンを搭載するA320neoファミリーは大型のウイングチップであるシャークレットを装備し、合わせて燃費を15%削減、さらに2020年までには客室やエンジン技術の改良によって20%の燃費削減を見込みます。2010年にローンチして以来、75社以上から4,300機以上の受注があり、およそ60%の市場シェアを獲得しています。