伊丹と関西空港、16年3月末に運営権移転へ

伊丹空港,新関西国際空港会社

新関西国際空港会社が運営する伊丹空港 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年1月

 オリックスとヴァンシ・エアポートはこのほど、両社を中核企業とするコンソーシアムが、11月10日付で新関西国際空港会社が実施する「関西国際空港及び大阪国際空港特定空港運営事業等」における運営権者の選定手続きにおいて優先交渉権者に選定されましたが、11月20日付けで、新関西国際空港会社およびコンソーシアムとの間で基本協定書を締結したと発表しました。

 オリックスとヴァンシ・エアポートの2社は、2015年末までに本事業の運営権者となる特別目的会社を設立し、新関西国際空港会社と本運営権者との間で実施契約を締結する予定です。

 伊丹と関西空港の運営権は2016年3月末付で本運営権者に移転され、2016年4月1日より国内初の本格的な民間による空港運営事業を開始します。

 コンソーシアムの構成企業は次の通り。

オリックス株式会社(代表企業)、VINCI Airports S.A.S.
株式会社アシックス、岩谷産業株式会社、大阪瓦斯株式会社、株式会社大林組、オムロン株式会社、関西電力株式会社、近鉄グループホールディングス株式会社、京阪電気鉄道株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社ジェイティービー、積水ハウス株式会社、ダイキン工業株式会社、大和ハウス工業株式会社、株式会社竹中工務店、南海電気鉄道株式会社、西日本電信電話株式会社、パナソニック株式会社、阪急阪神ホールディングス株式会社、レンゴー株式会社、株式会社池田泉州銀行、株式会社紀陽銀行、株式会社京都銀行、株式会社滋賀銀行、株式会社南都銀行、日本生命保険相互会社、株式会社みずほ銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社りそな銀行、株式会社民間資金等活用事業推進機構