JTA、イリオモテヤマネコデカール機就航 JA8525など9機に

JTA,イリオモテヤマネコデカール機

イリオモテヤマネコデカール機のデザイン(JTA発表資料より)

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は12月19日から、「イリオモテヤマネコ発見50年」をモチーフにデザインした「イリオモテヤマネコデカール機」の就航を始めました。

 対象の機種はJTAが使用するボーイング737-400型機のうちの、機体番号JA8525、JA8597、JA8938、JA8991、JA8993、JA8994、JA8995、JA8996、JA8998、計9機。ジンベエジェットなど特別塗装機にはデカールは描かれません。

 デカールのイラスト作成は版画家の蟹江杏(かにえ あんず)さんが手がけたもので、機内搭乗ドア右側に張り付けられています。

 沖縄県西表島のみに生息する絶滅危惧種のイリオモテヤマネコは、国の特別天然記念物に指定され、現在わずか100頭しかいません。今年は、「イリオモテヤマネコの発見50年」という節目の年であり、生物多様性保全の観点から、JTAは発見50年における活動を応援しております。

 イリオモテヤマネコデカール機は、2016年3月31日まで就航を予定しています。