JALが世界首位 定時到着率など全部門で三冠獲得

JALグループスタッフ

乗客を見送るJALグループスタッフ © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月

 日本航空(JAL)は1月7日、航空会社の定時到着率など、さまざまな運航品質の分析をおこなっている米国のFlightStats(フライトスタッツ)社から、2015年1月~12月の国内線・国際線を合わせた運航実績について、主要航空会社部門(Major International Airlines)世界第1位を獲得したと発表しました。
 そのほか2部門でも第1位に認定され、JALが対象となる3部門すべてにおいて世界首位となりました。
 主要航空会社部門は一定規模の路線・便数を有する全世界の航空会社が対象。2015年におけるJALの国内線・国際線定時到着率実績は89.44%で、世界一と評価されました。JALグループは2009年、2010年、2012年、2013年にも1位と獲得しており、今回で5回目の受賞となります。
 アジア・パシフィック主要航空会社部門(Asia-Pacific Major Airlines)は米国を除くアジア太平洋地域を拠点とする航空会社が対象で、こちらもJALの定時到着率が1位に認定されました。また、JALが加盟する航空連合のワンワールド・アライアンスがアライアンス部門においても首位を獲得しました。
 過去、これら3部門の世界最高評価を獲得した航空会社は世界でJALだけで、今回は2010年、2012年、2013年に続いて4度目の三冠獲得となります。