ガルーダ・インドネシア航空、A330に「スーパーダイヤモンドシート」

ガルーダ・インドネシア航空,スーパーダイヤモンドシート

A330-300型機 ビジネスクラス新シート「スーパーダイヤモンドシート」イメージ 資料提供:ガルーダ・インドネシア航空

 ガルーダ・インドネシア航空(GIA)は「スーパーダイヤモンドシート」を採用した新機材エアバスA330-300初号機(機体記号:PK-GPZ)と、10機目のボーイング777-300ER型機(機体記号:PK-GIK)を受領したと発表しました。777-300ERは、2013年にガルーダ・インドネシア航空が発注した10機の777-300ERのうちの最終受領分となります。
 A330-300に新たに採用されたスーパーダイヤモンドシートはガルーダ・インドネシア航空の新たなビジネスクラスシートで、全席が直接通路にアクセスできる1-2-1配列。幅約61センチ、全長約208センチのフルフラットシートです。
 座席には16インチのタッチパネル式モニター(Panasonic Ex3)の搭載と最新タッチパネル式コントローラー(ハンドセット/リモート)による高い操作性のAVOD(オーディオ ビジュアル オンデマンド)システムを搭載。USB2ポートと電源コンセント、調節可能なアームレストとヘッドレスト、読書灯(リーディングライト)も備え、快適性とプライバシーに配慮しています。
 今回受領したA330-300の機内は(スーパーダイヤモンドシート24席、エコノミークラス263席を備える総座席数287席。777-300ERの機内はビジネスクラス26席、エコノミークラス367席を備える総座席数393席です。
 ガルーダ・インドネシア航空のM.アリフ・ウィボウォ社長兼最高経営責任者は「これらの新機材導入は、快適な空の旅を提供するためのガルーダ・インドネシア航空の継続的な路線拡大と保有機材の刷新プログラムに基づくもの。『スーパーダイヤモンドシート』を採用したビジネスクラスでは、弊社のサービスコンセプトである“ガルーダ・インドネシア・エクスペリエンス”に基づく、さらなる快適な空の旅をお楽しみいただけると思う」とコメントしています。
 ガルーダ・インドネシア航空は2016年に、777-300ERが1機、A330-300が4機、ATR72-600が4機、A320が8機、計16機の新機材導入を予定しており、2016年12月末時点での総保有機材数は子会社であるシティリンク(CTV)の機材を含めると188機になる見込みです。