JAL、羽田空港にサービスロボット導入

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羽田空港でサービスロボット導入の実証実験を行うJAL © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 日本航空(JAL)と野村総合研究所(NRI)は2月9日から、サービスロボットを活用したお客さまサービス向上の実証実験を行います。実施期間は2月9日から11日までと、16日から18日までの計6日間。
 今回の実証実験は、羽田空港第1旅客ターミナルビル南ウィングのJALインフォメーションカウンターと保安検査場Cの前で実施するもので、両社はサービスロボットを使用し新たな付加価値サービスの創出を目指します。
 JALインフォメーションカウンターではサービスロボットと併設したデジタルサイネージ(電子看板)を連動し、空港施設のご案内、航空機の運航状況や行き先の天候・口コミ情報などを、対話形式でお客さまへ提供します。
 また、保安検査場前での締め切り時刻をアナウンスする業務において、空港スタッフが装着しているスマートウォッチからサービスロボットへ指示を送信し、サービスロボットからの通知を空港スタッフが受信するといった、空港スタッフとサービスロボットが連携することで得られる効果を検証します。さらに、多言語(英語・中国語)による、訪日外国人へのロボット活用の可能性も検証します。
 JALとNRIはこれまでにも、スマートフォン連動の腕時計型端末「スマートウォッチ」を用いた空港業務や、眼鏡型端末のGoogle Glass(グーグルグラス)を活用した航空機整備の実証実験等も行ってきました。
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NRIのサービスロボットを導入した活用シーン(JAL発表資料より)