スイスインターナショナルエアラインズのボーイング777-300ER(同社発表資料より)
スイスインターナショナルエアラインズ(SWR)はこのほど、発注済みのボーイング777-300ER型機9機のうち1機目を受領したと発表しました。
スイスインターナショナルエアラインズが今回受領した777-300ERは機体番号「HB-JNA」。ファーストクラス8席、ビジネスクラス62席、エコノミークラス270席の計340席が設置されています。
スイス機材の新たなフラッグシップとなる同機では、キャビン内装を全面的に刷新し、3クラスすべてでトップクラスの快適性と視覚的な魅力を提供します。
ボーイング777型機の乗客には、スイス便では初めて機内無線インターネット接続が搭載されます。サービス名称は「SWISS Connect(スイス・コネクト)」。
インターネットに対する乗客の多様なニーズに対応し、9スイスフランから39スイスフランまでの3つのデータプランが選べます。ファーストクラス利用者は50MBまでを無料で利用可能。スイスインターナショナルエアラインズによると、1年のトライアル期間にわたりローミング技術を利用した機内電話オプション(SMSやデータ伝送を含む)も提供する予定だという。
今回のボーイング777-300ERは、2016年夏期スケジュールの開始と共に、段階的に業務に利用される予定です。投入予定路線は主に香港、バンコク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンパウロ、テルアビブ線。日本路線への導入は2月現在未定です。