羽田空港C滑走路が閉鎖 777エンジン出火、欠航便多数発生

羽田空港

大韓航空のボーイング777エンジン出火でC滑走路が閉鎖した羽田空港 © Toshio Tajiri/Flight Liner=16年1月

 羽田空港では5月27日、大韓航空(KAL)のボーイング777-300型機がC滑走路でエンジン出火を起こした影響で、同空港発着便に欠航や遅延などが発生、15時現在も欠航便が相次いでいます。

 全日本空輸(ANA)では17時までに羽田空港を発着する国内運航便の欠航を決めました。その後の運航について、ANAは検討中としており、決定次第ANA公式サイトで案内されます。

 日本航空(JAL)もC滑走路閉鎖の影響で欠航・遅延・引き返し・他空港への到着などの影響が発生しています。滑走路運用再開の状況によっては、今後も欠航便発生の可能性があるとしています。

 このほか、ソラシドエア(SNJ)は計11便の欠航を決めたほか、羽田空港を発着するエア・ドゥ(ADO)、スターフライヤー(SFJ)、ソラシドエア(SNJ)、スカイマーク(SKY)、海外の航空会社などにも欠航や遅延などが発生しており、航空各社は最新情報を確認するよう注意を呼び掛けています。