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エアバス、改良型A330型機が欧州航空安全庁から型式証明を取得
エアバスは、現地時間3月9日、最大離陸重量を242トンに増量させた離陸重量増加型A330-300型機が、欧州航空安全庁(EASA)から型式証明を取得したと発表した。
離陸重量増加型のA330型機はデルタ航空が初めて受領する予定で、今後はアメリカ連邦航空局(FAA)からの型式証明の取得を行う計画。すでに世界11社が同機を選定している。今回型式証明を取得したA330-300重量増加型のエンジンはCF6-80E1エンジンで、今後はその他のエンジン(PW4000・Trent 700)装備機の型式証明も取得する。
飛行テストは2機のテスト機で計100時間実施。2機のテスト機のうちMSN0871が改良を施した空力性能の実証に使用され、MSN1628が中央翼タンクの使用に関する評価や全体の飛行性能の実証に使用された。離陸重量増加型A330の機体構造は、現在開発を進めるA330neoのベースとなる。
最大離陸重量を242トンに引き上げたことで、旅客と貨物ともに現在より多く積載できるほか、燃費は最大で2%向上し、500マイル(約926キロメートル)長く飛行することができる。これにより、最大飛行時間は最大で15時間となる。