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香港エクスプレス航空、堆肥にできるミールボックスとカップを製作 9月に導入予定
香港エクスプレス航空は、堆肥にできるミールボックスとカップを製作し、提供する。
従来の機内食の包装は、機内におけるごみの大きな原因のひとつになっているとし、堆肥にできる素材で作られた、環境にやさしいミールボックスとカップを、9月の導入に向けて製作する。
ミールボックスは竹かクラフト紙、カップはPEFC認証紙にPLAコーティングを施したものか、FSC認証紙にPEコーティングを施したものを活用する方針。竹は様々な環境で生育し、消臭や抗菌作用があること、二酸化炭素を他の木より多く吸収することから選ばれた。クラフト紙は丈夫なだけでなく、塩素を含まず、数週間で生分解されることから選んだ。PLAはコーンスターチとサトウキビを原料とする植物由来の素材で、高温環境下において約6ヶ月で生分解する。
同社は、「これから先の時代も世界を探索できるように、より持続可能な解決策を実施し続けます」としている。