アメリカン航空、国内線の運航便数増加 ラウンジ営業再開へ

アメリカン航空

アメリカン航空は、国内線の運航便数を増やし、ラウンジ「アドミラルズクラブ」の営業を再開する。

需要の回復に伴うもので、7月の運航便数を、国内線は前年比約55%、国際線は同20%まで増やし、全体では同約40%にまで回復させる。国内線の運航便数は、4月は同35%、5月は同20%で、搭乗率は4月の15%から徐々に増加し、5月24日から29日までの間は55%に達した。ダラスやシャーロットから、利用者が検索・予約を多く行っている都市へのフライトを増やしていく計画で、アッシュビルやサバンナ、チャールストンなどへの増便も計画する。

国際線の需要の戻りは遅いもおのの、ダラス/フォートワース〜アムステルダム・パリ・フランクフルト線、マイアミ〜アンティグア・グアヤキル・キト線、シカゴ・ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ〜ロンドン/ヒースロー線の運航を再開した。フィラデルフィアやシャーロットからの大西洋横断路線などの複数の国際線の運航開始を、8月に延期する。

主要10都市の「アドミラルズクラブ」11ヶ所の営業を、6月22日から段階的に再開する。スナックのパッケージを提供するほか、無料のドリンクが楽しめるフルサービスのバーの利用もできる。一部の「アドミラルズクラブ」は、サービスセンターとして営業する。

6月30日までに購入した航空券では、日付や出発・到着地を変更する際の変更手数料の免除や、対象となるフライトではチェックイン時に予約人数が少ないフライトに変更できるオプションも提供する。ベーシックエコノミーの航空券は対象とならない。9月30日までの搭乗分では、ベーシックエコノミーを含む全ての航空券で変更手数料の免除規定を設けている。

事前登録の上、6月30日までに航空券を購入し、9月30日までに搭乗したフライトでダブルマイルを積算するプロモーションも実施する。積算上限マイル数は10,000マイル。

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