バニラ・エア、香港やミクロネシア就航を検討 2016年度には10機体制へ

バニラ・エア,客室乗務員

バニラ・エア(VNL)の客室乗務員 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 ANAホールディングス(ANA HD)はこのほど発表した「2014-16年度 ANAグループ中期経営戦略」の中で、100%出資のLCC(格安航空会社)、バニラ・エア(VNL)について香港やミクロネシア等への就航を検討していると発表しました。

 バニラ・エアは2013年12月20日より成田空港を拠点として運航を開始し、現在は那覇と札幌、台北に就航済み。2016年度までには機材を合計10機導入する見込みで、今年3月にはソウル線を開設し、今後は就航候補地として香港やミクロネシア等があがっています。

 バニラ・エアの石井知祥代表取締役社長は、就航前の記者会見にて「グアムやサイパンといったミクロネシアへの就航も視野に入れている」と語っており、グアム線などリゾート路線展開で早期の黒字化実現を目指します。

 バニラ・エアの運航機材数は年度末ベースで2013年度に6機、2014年度に8機、2015~2016年度には10機体制を計画しています。