湘南モノレール、みちのりHDのグループ会社に 三菱系3社が株式譲渡

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湘南モノレール主要株主の三菱重工業、三菱電機、三菱商事の三菱グループ3社は、保有する湘南モノレール株式の発行済株式総数の92%を、みちのりホールディングス(HD)に譲渡する契約を結んだと発表した。

湘南モノレールは、湘南地域の住宅開発に伴い、懸垂型モノレール(サフェージュ式)鉄道車両の初号機を納入した三菱重工業と、三菱電機、三菱商事などにより1966年に設立。大船駅-湘南江の島駅間でモノレールを運行し、利用者は年間1,000万人にのぼる。

みちのりHDは、福島交通グループ、岩手県北バスグループ、関東自動車グループ、茨城交通グループ、会津バスグループに100%出資し、“地域経済への貢献”を掲げて北関東・東北における地域交通事業の活性化を支援している会社。みちのりHDは、湘南モノレールのグループ化により首都圏の交通機関を傘下に加えることで、地域交通における広域連携のさらなる拡大に伴う付加価値向上を目指すとしている。

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