東急電鉄、新型防犯カメラを全編成に導入 蛍光灯一体型で4Gデータ通信可能

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東急電鉄は、4Gデータ通信に対応したLED蛍光灯一体型の車内防犯カメラ「IoTube」の設置を完了した。対象は、他社所有のこどもの国線車両を除く、同社所属の全182編成1,247両。

「IoTube」は、ソフトバンクの4Gデータ通信に対応した車内防犯カメラ。従来の防犯カメラは通信機能を持たないため、記録媒体を専用パソコンで確認する必要があったが、「IoTube」は4Gデータ通信によって遠隔地からでも撮影映像をほぼリアルタイムに確認することができる。

また、配線敷設などが必要な従来の車内防犯カメラ設置には、1両あたり2週間という長期間を要していたが、LED蛍光灯一体型の「IoTube」は1両あたり約30分で設置でき、迅速な導入完了が実現したという。

20メートル4扉車の東横線、目黒線、田園都市線、大井町線には1両あたり4本、18メートル3扉車の池上線、東急多摩川線には1両あたり3本を設置。「IoTube」の導入により、車内トラブル発生時の対応迅速化が見込まれる。