JALカード、一部電子マネーやプリペイドカードへのチャージでマイル積算を終了
高い還元率が魅力 雑誌・テレビで話題の「漢方スタイルクラブカード」は本当にお得?
マイルが貯まるクレジットカードといえば、ANAカードなどの航空会社系カードがお馴染みですが、それ以外にもマイルにポイント交換ができるカードがあります。
そんな中でも、「日経トレンディ」「MONOQLO」などの雑誌やブログなどで、オススメカードの上位に取り上げられていることの多い、「漢方スタイルクラブカード」とは一体ナニモノなのでしょうか。
1,000円の利用でANA10.5マイル獲得!
「漢方スタイルクラブカード」では、2,000円の利用ごとに7ポイントが獲得でき、レートは「1,000ポイント=ANA3,000マイル」。つまり、100円=ANA1.15マイルとなる。
毎月の請求額が2,000円単位にならないと、利用分のポイントが切り捨てになってしまうので、その点ではかなりもったいない。
ただし、年間約58万円の利用で250ポイント(ANA750マイル)、約100万円の利用で500ポイント(ANA1,500マイル)のボーナスが獲得できる。
電子マネーチャージでマイルが付くのはかなり魅力
最近では、電子マネーのチャージでポイントがつかなくなるクレジットカードが増えているなか、「漢方スタイルクラブカード」では、nanacoチャージ、モバイルSuicaなどへのチャージでのポイント付与は継続されている。
nanacoは、公共料金や税金をセブンイレブンで支払う際に利用できるので、間接的にクレジットカード決済ができるということに。nanacoは最大50,000円まで入金することができる。
マイル換算率は、ファミマTカード(400円=ANA1マイル)を遙かにしのぎます。ファミマTカードは、税金や公共料金の支払いが、2012年10月よりできなくなりましたので、「漢方スタイルクラブカード」に軍配があがります。
初年度年会費無料、2年目以降は1,575円
「漢方スタイルクラブカード」は、初年度年会費無料。2年目以降は1,575円になる。
ETCカードの発行はできますが、家族カードの発行はできない。ブランドはJCBになる。
また、海外旅行傷害保険が自動付帯しており、死亡保障、障害、携行品損害などにも対応。持っているだけで自動的に海外旅行保険が付くのはうれしい。カード盗難保険ももちろん付いている。
ぶっちゃけ、「漢方スタイルクラブカード」は得なの?
既に、1,000円=10マイル積算できるカードを保有している人は、わざわざ「漢方スタイルクラブカード」に乗り換える利点は少ないかもしれません。
JALショッピングマイルプレミアム、ANAの10マイルコースなどに年会費を払って入っているという人は、決済額次第で「漢方スタイルクラブカード」のほうが有利ということも。
ただ、自営業者などのように、莫大な額の年金や税金を払込票を利用してセブンイレブンで支払うという人には、かなりオススメ。
また、2,000円未満の切り捨てになる部分がもったいないという人は、電子マネーチャージ専用カードにするのもアリとなる。
また、マイルに興味はないという人でも、カード利用額から差し引くことができる「Jデポ」に交換することで、実質的に現金交換することができ、最大2.25%の現金還元となりお得となる。
初年度年会費無料なので、1年間利用という手も!
カード入会で、薬日本堂で利用出来る1,000円分の割引券がもれなくもらえます。
また、カード到着後3ヶ月間の利用額に応じて、カード利用額から割引を受けることが出来る「Jデポ」を最大5,000円分ももらうことができます。
初年度の年会費は無料ですから、とりあえず1年利用してみて、考えるというのもアリでしょう。