「CoCo壱番屋」、インドに進出 ルーは日本から輸出

壱番屋とアジア・大洋州三井物産の合弁会社であるICHIBANYA INDIAは、インドに「カレーハウスCoCo壱番屋」の1号店を、8月3日にオープンした。

約40種類のカレーメニューのほか、サラダや飲料を提供する。現地の食習慣を考慮し、ベジタリアン・ノンベジタリアンメニューを分けるほか、ノンベジタリアンメニューには牛肉・豚肉を使用せず、鶏肉・羊肉を用いる。日本式のカレーライスをベースに、トッピング、ご飯の量、カレーの辛さを自分好みに選べるようにする。カレーソースは日本より輸入し、ご飯はジャポニカ米を使用する。

初の店舗は、ハリヤナ州グルグラムの複合施設、サイバーハブにオープンした。営業時間は午前11時から午後10時まで、座席数は60席。当面は短縮営業し、座席数も半減する。客単価は約550ルピー(約770円)、ビジネスパーソンや30代前後のアッパーミドル層の来店を想定する。

「カレーハウスCoCo壱番屋」は、国内外で1,400店舗以上を展開している。1994年にハワイに出店し、海外展開を本格化。現在は韓国、台湾、中国、香港、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシア、アメリカ、イギリスにも店舗網を持つ。(記事の一部を修正しました)