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東京都および小笠原村、小笠原海運などは、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、8月11日の東京・竹芝発便から「おがさわら丸」乗船者へのPCR検査を試行する。
6歳以上の乗船者全員が検査の対象で、陽性反応があった場合は、船内で隔離のうえ、父島到着後は現地の指示に従う必要がある。PCR検査は唾液を使って行われるため、検体採取2時間前から飲食・喫煙・歯磨き等が禁止となる。検査費用は無料。
同日からは、検査に時間がかかることを見込み、乗船受付を通常より1時間早い午前8時30分から開始する。
東京・竹芝と父島を結ぶ「おがさわら丸」は、約6日に1便を運航しており、小笠原諸島への唯一の交通機関。船内で陽性反応者(無症状)を早期に隔離し、船内及び島内の感染拡大防止を図ることを目的としている。