観光庁、Go To参加宿泊施設の感染拡大防止策を調査 12施設で指導

観光庁

観光庁は、Go To トラベル事業に参加する宿泊施設に対し、感染拡大防止策の実施状況を調査した。

対象となったのは54の宿泊施設で、8月6日と7日に地方運輸局が調査を実施し、12施設では不十分な点について個別に指導、相談を行った。

うち7施設では、「「Go To トラベルを利用される方が遵守すべき事項」の旅行者への周知が不十分であったため、宿泊施設内での掲示や旅行者への紙の配布などの改善」を行ったほか、それぞれ1施設で「エレベーターの人数制限を行っていなかったため、三密を防ぐ改善」「夕食時のレストランの座席間隔が不十分であったため、三密を防ぐ改善」「チェックイン時の列の密集対策が不十分であったため、並ぶ位置の目安となるシールの貼付などの改善」を求めた。

8月中に第2弾として、中小規模の宿泊施設でも調査を行うことを予定している。