豪クイーンズランド州保健局、公衆衛生上の注意喚起発出 日本へ渡航した女性のコロナ感染確認で

クイーンズランド州政府

オーストラリアのクイーンズランド州保健省は8月19日、ブリスベンからシドニー経由で日本へ8月18日に帰国した女性が、日本で行われた検査で新型コロナウイルスへの感染が確認されたことから、公衆衛生上の注意喚起を発出した。

クイーンズランド保健省によるとこの女性は、7月中旬にオーストラリアに到着し、シドニーの宿泊施設で2週間の隔離が行われ、2つの検査で新型コロナウイルスの陰性が確認された後にブリスベンに移動していた。その後、8月17日にブリスベン発シドニー行きのヴァージン・オーストラリア航空962便に搭乗し、シドニーから日本へ向かった。シドニー以降の移動経路については明らかになっていない。日本での検査時には無症状だったという。

クイーンズランド州では、他の州もしくは海外から到着するすべての旅行者に対し、政府が手配するホテルで14日間の検疫を義務付けている。費用は自己負担で、大人1人あたり2,800オーストラリアドルとなる。