徳島県、阿佐東線DMVダイヤ案を公開 休日は増便、室戸発着便の設定も

阿佐海岸鉄道 阿佐東線 海部駅

徳島県は、阿佐海岸鉄道阿佐東線に導入されるDMV(デュアル・モード・ビークル)のダイヤ案を公開した。

阿佐東線は、徳島県海陽町の海部駅と高知県東洋町の甲浦駅を結ぶ路線。また、JR牟岐線の阿波海南駅~海部駅間についても、来年8月末に阿佐海岸鉄道に移管される予定となっている。

徳島県が8月19日に開催した「第6回阿佐東線DMV導入協議会」資料に掲載されたダイヤ案よると、DMVは基本的に阿波海南文化村~阿波海南駅~甲浦駅~リビエラ(宍喰温泉)間で運行され、便数は平日が1日10往復、休日が13.5往復となる見込み。このうち、休日に運行される1往復は、甲浦駅から東洋町海の駅を経由して室戸市の廃校水族館・ジオパーク・室戸岬・とろむまで延伸する予定となっている。

DMVは、道路と線路の両方を走行できる乗り物で、営業運行は阿佐東線が世界初だという。