仁川国際空港、乗り継ぎ強化計画 深夜早朝便や就航都市拡大で

icn

韓国の国土交通部は、仁川国際空港での乗り継ぎのネットワークを強化する計画を発表した。

インド、中国、モンゴルなどのアジア諸国に加え、クロアチアなどの航空協定を締結した国や、今後結ぶ予定のマルタやモーリシャスとの直行便を運航することで、乗り換え需要を創出。 今年7月から8月には、9つの路線で試験的に午後10時から午前7時59分までの深夜早朝時間帯の発着する便を運航し、成果をもとに継続して取り組む。交通機関もこれに合わせて運行本数を増やす。また、2015年冬ダイヤから、計画を下回る低調な発着枠を回収し、重点的に成長路線へ配分する。

さらに、乗り継ぎ客が多い便のゲートを分散させることで、セキュリティの混雑を緩和させるなど、利便性を向上させ、乗り継ぎ時間を45分に縮小する。航空会社へは着陸料の減免などを拡大させるほか、格安航空会社(LCC)の乗り継ぎでインセンティブを付与する。

また、医療サービスやショッピングなど、韓国経済への貢献を目的として様々な乗り継ぎツアー商品を拡大する。

国土交通部は、毎年5%成長を目標とし、2017年までに850万人、2020年までに1000万人を目指すとしている。

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