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東京メトロ、半蔵門線に新型18000系導入 2021年度上期から
東京地下鉄(東京メトロ)は9月30日、半蔵門線で新型車両18000系の営業運転を2021年度上半期から開始すると発表した。10両編成19本を導入し、既存の8000系を置き換える。
エクステリアデザインは従来の8000系や08系の端正な表情を受け継ぎ、直線的なヘッドライトを採用することで、親しみやスタイリッシュさを押し出している。車内デザインは半蔵門線のラインカラーに同調する紫系のカラー。車両間ドア、座席横の袖仕切り、荷棚には透明な強化ガラスを採用して開放感を高めた。座席幅は430ミリから460 ミリに拡大している。
2021年2月デビュー予定の有楽町・副都心線17000系と同様、全車両にフリースペースを設置。バリアフリー促進のため、床面高さを8000系と比較して60ミリ下げ、ドア出入り口のステップ部分をホーム側に約10度傾斜させている。フリースペース近くのドアはドアレールの一部に切り欠きがあり、車椅子などでの乗降がしやすくなっている。
半蔵門線で運行される東京メトロ所属車両は現在、1981年にデビューした8000系と、2003年にデビューした08系の2形式。18000系は同路線として19年ぶりの新形式で、将来的に8000系全編成を置き換える。