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休止中の「JAL SKY MUSEUM」、“ミニ版”で復活 羽田空港で10月2日から
日本航空(JAL)は、現在休止している「JAL SKY MUSEUM」に代わる企画として、同ミュージアムの展示品などを羽田空港のターミナル内で公開するイベントを10月2日から開催している。
「JAL SKY MUSEUM」は、パイロットや客室乗務員らが航空機について解説する「航空教室」、歴代の制服などが並んだ「展示エリア」見学、整備中の航空機を間近に見られる「格納庫見学」の3つがセットになった予約制のイベント。
通常は羽田空港に隣接する同社メインテナンスセンターで毎日行われているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から休止中。再開の目処はたっていない。早期の再開を望む声があがっていることから今般、“ミニ版”として空港ターミナル内での開催に至ったという。
“ミニ版”「JAL SKY MUSEUM」では、羽田空港第1ターミナル内の会場に客室乗務員の歴代制服やモデルプレーン、整備士が作成した「かなりマニアックな飛行機豆知識」など、約50点を展示。航空教室や格納庫見学は行っていないが、通常時は置いていない展示品として、グランドハンドリングスタッフが荷物搭載時などに使用しているパワードスーツ、日本トランスオーシャン航空が製作したボーイング737-800型機の木製コックピット模型も用意した。
期間は10月2日から15日まで。2日から8日までは6階多目的ホール「シリウス」、9日から15日までは規模を縮小して5階「THE HANEDA HOUSE」内オープンスペースで開催する。各日午前11時から午後5時までで、入場無料。9日午後には、会場内のピアノで飛行機にまつわる曲を演奏するイベントが行われる予定。