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エアバス、A320ファミリーの1万機目の機体を引き渡し ミドル・イースト航空に
エアバスは、フランス・トゥールーズで、エアバスA320ファミリー1万機目の機体をミドル・イースト航空に引き渡した。
1万機目となったのはエアバスA321neoで、プラット&ホイットニー社のPurePower PW1100G-JMギヤードターボファンエンジンを搭載し、ビジネスクラス28席、エコノミークラス132席の計150席を配置している。
ミドル・イースト航空にとって3機目の同型機の導入で、これにより機材数は18機となった。さらに6機を追加導入することを予定している。2012年には5,000機目のエアバスA320ファミリーも受領している。
ミドル・イースト航空のモハマド・エル・ホウト会長兼事務局長は、「ミドルイースト航空の75周年に合わせて、また2012年に5,000機目を受領した後、特別にシリアルナンバー10,000を持つ最新鋭のエアバスA321neoを受領できたことを光栄に思います。2003年に初めてエアバスA320ファミリー機を取得して以来、当社は同型機の優れた運航効率の恩恵を受けてきただけでなく、その後の航空業界のトレンドとなった単通路機にワイドボディキャビン製品を導入した最初の航空会社でもあります。残念ながら現在のレバノン情勢のため、今回はMSN5,000の時のようにベイルートでMSN10,000の引き渡しを祝うことはできませんが、このような厳しい状況の中で、わが国の困難を乗り越えるための一筋の光、希望、モチベーションであることは間違いありません。」と述べた。