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ボーイング787型機飛行試験機初号機の贈呈式典を中部国際空港で実施
ボーイングと中部国際空港会社は7日、ボーイング787型機ドリームライナーの飛行試験1号機(ZA001号機/登録記号:N787BA)の贈呈記念式典を中部国際空港27・28番スポットで挙行した。
式典では、ジョージ・マフェオ ボーイング・ジャパン社長、友添雅直中部国際空港会社代表取締役社長の挨拶の後、ZA001号機を中部国際空港へ寄贈する内容の契約書へのサイン、ZA001号機の寄贈を記念した鍵の贈呈が行われた。
飛行試験3号機であるZA003号機は2014年11月にシアトル航空博物館へ、飛行試験2号機であるZA002号機は2015年3月にアリゾナ州ピマ航空博物館へ寄贈されており、記念すべき飛行試験1号機であるZA001号機は中部国際空港へ寄贈された。中部国際空港会社は、ZA001号機の展示方法・展示時期について、これから関係機関とも協議のうえ、具体案を決定していくとしている。
今回、寄贈されたZA001号機は、2009年12月15日にボーイング787型機の組立工場に隣接する米国ペーンフィールド空港において初飛行した飛行試験1号機となり、計1,300時間、500回以上の試験飛行に供された。ボーイングはボーイング787型機の飛行試験機を計6機製造、各種飛行試機から得られた試験結果は航空会社へ引き渡される量産機の設計・製造に反映された。