ダイヤモンド・ビッグ社、「地球の歩き方」事業などを学研プラス設立の新会社に譲渡

地球の歩き方

ダイヤモンド・ビッグ社は、「地球の歩き方」などの出版事業とインバウンド事業を、学研プラスが設立する新会社に2021年1月1日付で譲渡する。

ダイヤモンド・ビッグ社は、1969年に設立。「地球の歩き方」をはじめとする海外旅行ガイドブックの出版を中心に事業を展開し、近年は「御朱印」「島旅」シリーズなどの国内旅行ガイドブックの展開や、インバウンド旅行者向けの冊子の製作にも注力してきた。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大により、事業環境が大きく変化したことから、事業継続について学研プラスに打診していたという。

学研プラスでは、アクティブシニアから若年層まで根強いファンの多い「地球の歩き方」の歴史を踏まえ、ブランド価値や優れたコンテンツ創出力、デジタルへの展開可能性、グループ各事業のグローバル展開におけるシナジー等を総合的に鑑み、学研グループ全体の今後の二大成長戦略である「DX」と「グローバル」での拡大に寄与するものと考えて、譲受を決めた。