スクート、機内ポータル「ScootHub」の運用開始 飲食物や免税品購入、マップ機能も

スクートは、機内ポータル「ScootHub」の運用を段階的に開始した。

座席背面に設置されたQRコードをスキャンするか、モバイルデバイスの「ScootHub」ネットワークに接続することで利用できる。機内での飲食物を注文できる「スクートカフェ」や、免税品購入「Scootalogue」、これまでの機内誌に代わる「What’s on」やマップ機能などの機内エンターテインメントを、モバイルデバイスから楽しめる。また、機内体験のフィードバックも可能で、協力者には飲み物のクーポンなどを配布できるという。

従来の機内食メニューや免税品カタログを冊子からデジタルに移行することで、乗客と乗務員の接触を最小限に抑えられ、一時停止している機内サービスを再開することができるとしている。年間で紙の消費量を156トン以上削減し、13トン以上の燃料や41トン以上の二酸化炭素排出量削減につながるとしている。

2021年4月頃からは、機内から地上のアクティビティを予約できる機能を追加する。また、シンガポール航空の免税品販売「KrisShop」での商品購入やマイレージ獲得のなどの機能も追加していく。日本語への対応は、2021年半ばまでに行われる。

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