日本海側で大雪、太平洋側でも積雪か　国交省・気象庁「年末年始の不要不急の外出控えて」

国土交通省と気象庁は、12月30日から1月1日頃にかけて、強い冬型の気圧配置となる日本海側を中心に大雪、大荒れになるおそれがあり、太平洋側の平地でも積雪となる見込みであるとして、大雪に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。

30日から1月1日頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空の強い寒気が31日頃を中心に流れ込む見込み。その後も、北日本から東日本を中心に、強い冬型の気圧配置が断続的に続くおそれがある。

西日本では30日から31日頃にかけて、北日本から東日本では30日から1日頃にかけて日本海側を中心に、平地も含めて大雪となるおそれがある。東日本と西日本の太平洋側の平地でも積雪となるところがある見込み。 その後も日本海側を中心にさらに降雪量が増えるおそれ。

また、30日から31日にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に猛ふぶきや暴風となるおそれがあり、海上は南西諸島も含めて大しけとなるおそれがある。

気象庁は、大雪による交通障害や施設への被害、ふぶきや吹きだまり、暴風による交通障害、高波に警戒・注意するよう呼びかけている。

また、国土交通省は、交通障害のおそれがあるとして、大雪が見込まれる年末年始の期間は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。やむを得ず自動車を運転する場合、冬タイヤの装着や、チェーンを携行するよう呼びかけている。

立ち往生が発生するような降雪状況の場合、予防的な通行止めを行い、集中的な除雪作業を実施することがあるとして、最新の気象情報や交通情報などに留意し、時間に余裕をもって行動するよう呼びかけている。