スイスポートインターナショナル、親会社が海南航空などを傘下に持つHNAグループに事業を売却

2015年8月8日

swissport

航空機の地上支援業務を行うスイスポートインターナショナルは、親会社のPAIパートナーズSASが海南航空などを傘下に持つ、HNAグループにスイスポートの株式を売却することに合意したと発表した。

売却額は27.3億スイスフラン（約3467億円）で、当局の承認の後、2015年中にも売却が完了する見通し。

スイスポートは、日本では日本法人のスイスポートジャパンを通じて東京/成田、名古屋/中部、大阪/関西、福岡の4空港で事業を展開。エアアジアXやタイ・エアアジアX、セブパシフィック航空、北京首都航空、キャセイパシフィック航空などのグランドハンドリング業務を行っている。

2014年現在で世界45カ国、265ヶ所をカバーする、グランドハンドリング業務では世界最大級。