JR東日本、定期利用の時差通勤でポイント付与　同一運賃区間10回利用でも

JR東日本は、多様化する通勤スタイルに合わせ、今春からJRE POINTで2つの新サービスを開始する。

新たに開始するのは、Suica定期券利用者の時差通勤でポイントを付与する「オフピークポイントサービス」と、Suicaのチャージ残額での在来線利用でポイントを付与する「リピートポイントサービス」の2つ。

「オフピークポイントサービス」は、3月15日から2022年3月31日までの間、首都圏の対象エリアの駅で、平日の朝にSuica通勤定期券で、早起き時間帯に利用した場合は15ポイント、ゆったり時間帯に利用した場合は20ポイントを付与する。2ヶ月ごとに集計し、集計翌日に付与する。JRE POINTへのSuicaの登録とエントリーが必要。

駅によって対象時間帯は異なり、ピーク時間帯1時間半の前後1時間が対象となる。土浦駅の早起き時間帯は午前5時25分から、ゆったり時間帯は午前7時55分からそれぞれ1時間となる。上野駅の早起き時間帯は午前6時20分から、ゆったり時間帯は午前8時50分からそれぞれ1時間となる。

「リピートポイントサービス」は、3月1日から、同一運賃区間を同一月内に10回利用すると、運賃1回分相当のポイントを付与する。11回以上の利用では、1回ごとに10％相当のポイントを付与する。例えば220円区間を同一月内に11回利用した場合、242ポイントを獲得できる。JRE POINTへのSuicaの登録のみでポイントが獲得できる。