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JAL、国産バイオジェット燃料を搭載したフライト実施 25万着の古着から製造
日本航空(JAL)は、衣料品から製造した、日本初となる国産バイオジェット燃料を搭載したフライトを、2月4日に実施する。
国産バイオジェット燃料の製造に挑戦するプロジェクト「10万着で飛ばそう!JALバイオジェット燃料フライト」で、2018年10月から2019年1月にかけて回収した、約25万着の衣料品から取り出した綿を糖化させ、コリネ菌によってアルコール(イソブタノール)に変換して濃縮、触媒反応させることで、バイオジェット燃料が生成した。
2019年1月から2020年3月にかけて、国内の複数社とともに回収した衣料品の綿からバイオジェット燃料を製造し、同3月下旬に、国際規格であるASTM D7566 Annex 5の適合検査に合格していた。
バイオジェット燃料の搭載便は、東京/羽田発福岡行きのJL319便(ボーイング787-8型機)を予定している。
JALは2009年、アジア初の非可食原料によるバイオジェット燃料を用いた試験飛行を実施。2017年と2019年にmシカゴとサンフランシスコからバイオジェット燃料を搭載したフライトを行っていた。エアバスA350型機受領時のデリバリーフライトでも、バイオジェット燃料を使用している。